会長挨拶

「前進の過程を楽しみましょう」

会長 綱島 良

2023-24年度のRI会長ゴードンR.マッキナリー氏の本年度テーマは「世界に希望を生み出そう」(CREATE HOPE in the WORLD)です。RI会長はテーマ講演にて継続の重要性を訴えました。ここでの継続とは過去のアイデアを前進させる事を意味します。講演ではローターアクトへの協力や女児へのエンパワメント(権限を与える)、そしてポリオ根絶の活動があげられています。

またロータリー行動計画の目標において他のロータリアンとの協力を願い、以下の言葉をビジョン声明として発信しています。
「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」
そして継続の先にあるものとしてテーマ(CREATE HOPE)に込めた意味、それは近年の紛争やコロナウイルスによって影響を受けた人を癒すこと。そして助けを求める事に対する社会的な偏見を無くすこと。これらをロータリークラブは実践し世界に希望を取り戻すことです。

第2690地区ガバナー石倉 貞昭氏は「希望の種を播きましょう。育てましょう。」を地区スローガンとし、これからのクラブ運営に必要な方針と目標を掲げられました。

岡山城RCは奉仕活動の継続には長けているクラブです。しかしながらコロナウイルスには打ち勝てなかった活動も多くありました。本年度は継続の重要性と変化(前進)をもたらし35周年を迎える次年度への架け橋となる1年にしたいと考えています。マッキナリー氏が行動計画として打ち立てた【ロータリアン同士の協力】について我がクラブへの効果を考えると、前年度のIM共同開催を皮切りに以後、他クラブとの交流機会を増やすことによりクラブ経験が少ない会員の刺激や新しい発見に繋がるのではないでしょうか。またこれは交流した相手クラブにも同様の効果をもたらします。

私もいよいよ会長年度を迎えた今、岡山城RCの一員で本当に良かったと振り返ります。実は私にとって奉仕活動やクラブのステータスはロータリアンとしての重要な要素ではなく、皆様との関係性が最も尊重されるべき要素です。それは決して親睦だけではなく仲間としての信頼性によるものです。「何をしたのか?ではなく誰としたのか?」が重要だと考えます。私と同じ思いの会員は少なくはないのではないでしょうか。今年度はより多くの会員がそう思えるクラブ作りを目指し、様々な行動に種を播き育てていきましょう。

2023.7~2024.6
会長 綱島 良

実施目標

  • 会員増強 純増2名
  • 継続事業と他クラブ交流事業の充実
  • 会員によるクラブ活動の充実(達成感)
ページ上部へ